AR CRANK 40MR / 45MR
サイズが変われば、攻め方も変わる。
ATTICのエリアクランク「AR CRANK MR」に、サイズダウンモデルの40/45MRが加わります。
単にボディを小さくするのではなく、AR CRANKが持つ基本性能を活かしながら、より繊細なアプローチを可能にすることを目指しました。
小さな水流でも確実に動き出す
AR CRANK MRの特徴のひとつが、頭の上から伸びる独特のリップ形状です。
わずかな水の抵抗でも素早く反応し、巻き始めた瞬間からアクションを開始します。
ルアーが動き出す、その一瞬。
魚が反応するタイミングを逃さないことも、AR CRANKの重要な設計思想です。
水をかき回すのではなく、水を逃がす。
AR CRANK MRのアクションは、ウォブリングとローリングを組み合わせたウォブロールが基本です。
一般的にウォブリングの強いクランクベイトは、水を大きく動かすことで魚に存在をアピールします。
しかし、強い水押しが常に効果的とは限りません。
AR CRANK MRは、ローリングを組み合わせることで水を逃がしながら泳ぎ、過度な水の撹拌を抑えています。
水深1m前後をトレースしながら、必要以上に魚へプレッシャーを与えない。
アピールはする。しかし、刺激しすぎない。
これがAR CRANK MRの考え方です。
大きく動く頭、暴れすぎないテール。
AR CRANK MRは、ヘッド部分を左右にしっかり振りながら、テール側の振り幅を抑えるアクション設計です。
これによりフックが必要以上に暴れることを抑え、バイト時のフッキング性能にも配慮しています。
ただ動けばいいわけではありません。
魚に口を使わせ、確実に掛けることまで考えたアクションです。
サイズダウンという新しい選択肢
40MRは45MRの基本コンセプトを受け継ぎながら、より小さなシルエットで魚にアプローチするモデルです。
魚が小さなベイトを意識しているときや、大きなシルエットに反応しにくい状況など、サイズを変えることで新たな可能性が生まれます。
サイズダウンは、単なる小型化ではありません。
魚の反応に合わせて、攻め方を変えるための選択肢です。
国産ハンドメイドへのこだわり
AR CRANK MRは、ATTIC独自のウレタン樹脂ボディを採用した国産ハンドメイドルアーです。
ひとつずつ丁寧に製作し、塗装の仕上がりにもこだわっています。
大量生産ではなく、ルアーとして必要な性能と品質を追求する。
それもATTICが長年大切にしてきたものづくりの姿勢です。
AR CRANK 40MR / 45MR
サイズの違いを使い分けることで、エリアトラウトの攻略に新たな幅が生まれます。

ATTICはバスやソルトだけではありません。
ATTICがこれまで培ってきたルアー作りの考え方を、エリアフィッシングにも持ち込んでいます。
そのひとつが、エリア用マイクロクランク。
MICRO FURIL(マイクロフリル)です。
名前の通り、小さなFURIL。
しかし、単純にFURILを小さくしただけのルアーではありません。
エリアというフィールドで必要なものを考え、FURILが持つ設計思想をマイクロサイズの中に落とし込んだクランクベイトです。
FURILシリーズでATTICが追求してきたもの。
それが「不規則性軌道変化」です。
ルアーを派手に暴れさせたり、大きく左右へ飛ばしたりすることが目的ではありません。
普通に巻けば、基本となる軌道をしっかり泳ぐ。
しかし、その安定した泳ぎの中で一瞬だけバランスを崩し、わずかに“ふらつく”。
そして、再び何事もなかったように元の軌道へ戻る。
この一瞬の「乱れ」こそが、FURILの大きな特徴です。
MICRO FURILでも、この考え方は変わりません。
エリアの魚は、日々多くのルアーを見ています。
きれいに泳ぐルアー。
同じ軌道を通るルアー。
規則正しく動き続けるルアー。
もちろん、それで釣れる魚もいます。
しかしATTICが考えたのは、
「その動きに慣れた魚に、どうやってもう一度スイッチを入れるか?」
ということでした。
MICRO FURILが狙っているのは、大きな変化ではありません。
一定のリトリーブの中で、一瞬だけ軌道がズレる。
ほんの少し姿勢が乱れる。
そして、また元の泳ぎへ戻る。
そのわずかな違和感が、後ろについてきた魚に口を使わせるきっかけになる。
それがエリア用MICRO FURILに求めたアクションです。
この繊細な動きを作るために、MICRO FURILで重要視したのがノンウェイト設計です。
内部ウェイトによってボディを安定させすぎるのではなく、ボディそのものの浮力とリップが受ける水圧によって泳がせる。
水の流れやリトリーブスピードのわずかな変化に対して、ルアーが素直に反応できる。
その反応が、一瞬の“ふらつき”や軌道変化につながっていく。
つまりMICRO FURILにとってノンウェイトは、単なる仕様ではありません。
FURILらしい動きを生み出すための重要な設計要素なのです。
マイクロサイズのクランクをノンウェイトで作れば、当然ひとつの問題が出てきます。
飛距離です。
小さくて軽い。
しかも内部ウェイトを持たない。
一般的に考えれば、キャスト性能では不利になります。
そこでMICRO FURILに採用したのが、ATTIC独自のウレタン樹脂ボディです。
ATTIC独自のウレタン樹脂ボディは、小さなボディそのものに適度な質量を持たせることができます。
その特性を活かすことで、内部ウェイトを入れずにノンウェイトのレスポンスを残しながら、マイクロクランクに必要な飛距離を確保しました。
「ウェイトを入れて飛ばす」のではなく、
「ボディそのもので飛ばす」。
これもMICRO FURILを作るうえで大切にした考え方です。
飛距離を求めるために、FURILらしい動きを犠牲にしたくない。
だからノンウェイト。
でも、実際の釣りではしっかり飛ばしたい。
だからウレタン樹脂ボディ。
一見すると別々の特徴に見えますが、すべてはつながっています。
小さなシルエット。
ノンウェイト設計。
ATTIC独自のウレタン樹脂ボディ。
そして、FURILシリーズから受け継いだ不規則性軌道変化。
MICRO FURILは、単に「小さいから食わせやすい」というだけのマイクロクランクではありません。
なぜ、このサイズなのか。
なぜ、ノンウェイトなのか。
なぜ、ウレタン樹脂なのか。
すべてには理由があります。
サイズはマイクロ。
しかし、その中に詰め込んだ考え方はFURILそのもの。
小さくなっても、FURILはFURIL。
MICRO FURIL
ATTICが考える、エリアのための不規則性軌道変化クランクです。

クランクベイトには、止めることで食わせの間を作る使い方があります。
しかしFURIL+で、まず試してほしいのは、
「止めずに、そのまま巻き続ける」
という使い方です。
なぜならFURIL+は、止めなくても泳いでいる最中に自ら食わせのタイミングを作ることを狙って開発したクランクベイトだからです。
FURIL+の基本アクションはタイトなウォブリング。
一定のリズムで泳いでいる途中に、突然、
フラッ――。
と一瞬だけ軌道が乱れます。
そして、すぐに元の泳ぎへ戻る。
タイトウォブリング → ふらつき → 復帰
この一連の変化が、FURIL+の「不規則性起動変化」です。
止めて食わせの間を作るのではなく、
巻き続けている中で、FURIL+自身が食わせの瞬間を作る。
ここがFURIL+の大きな特徴です。
一定に泳いでいたものが、一瞬だけバランスを崩す。
そして逃げるように、また泳ぎ始める。
FURIL+が狙っているのは、その一瞬の変化によるリアクションです。
止めてバスに見せるのではなく、
追わせながら、突然動きを変える。
「食べるか、食べないか」をじっくり判断させるよりも、
反射的に口を使わせる瞬間を作る。
それがFURIL+の考え方です。
難しい操作は必要ありません。
まずは一定のスピードで巻き続けてみてください。
そして岩やウッド、ボトムなどがあれば軽くコンタクトさせる。
その中で突然起こる、
“ふらつき”と“復帰”。
止めなくても、FURIL+はリトリーブの中に変化を作ります。
止めて作る「間」ではなく、巻き続ける中に生まれる「一瞬」。
それが、
不規則性起動変化理論に基づくFURIL+のクランキングです。
ATTICは、様々な顔を持っています。
バス、ソルト、そしてエリアフィッシング。
ジャンルにとらわれることなく、ATTICが考える「釣れるルアー」を形にしてきました。
そしてこの秋、新たに発売するのが
**エリアクランク「AR CRANK 45 SR」**です。
オリジナルサイズのARクランクが持つ基本性能を受け継ぎながら、45SRではあえてワイドアクションを控えめに設定。
狙うレンジは、水面直下から約20cm。
魚の活性が低く、強いアクションを嫌う状況でも、必要以上に水を動かさず、魚にプレッシャーを与えにくいアピール力を追求しました。
さらに、AR CRANK 45 SRはリトリーブスピードで魚の反応に合わせられるのも大きな特徴。
スローにじっくり見せる。
少しスピードを上げて反応させる。
その日の活性や魚の状態を見ながら、アングラー自身が「釣れるスピード」を探していく。
強く動かせば、釣れるわけじゃない。
水面下20cmという浅いレンジだからこそ、動きすぎないことに意味がある。
ATTIC AR CRANK 45 SR
この秋、ATTICが提案する
“強すぎない”エリアクランクです。
そして、これはまだ第一弾。
これからも、この秋発売予定のATTICエリアクランクを順次ご紹介していきます。
それぞれに違った役割と、ATTICなりの「釣るための理由」があります。
ぜひ、次のエリアクランクにもご期待ください。
AR CRANK 45 SR
ATTIC is not just about bath and salt.
ATTIC has various faces.
Bass, salt, and area fishing.
Regardless of genre, ATTIC has created what we think of as "fishing lures."
And this fall, we will be releasing a new
**Area crank "AR CRANK 45 SR"**.
While inheriting the basic performance of the original size AR crank, the 45SR deliberately sets the wide action to a modest setting.
The target range is approximately 20cm from just below the water surface.
Even in situations where fish are less active and dislike strong action, we have pursued an appeal that does not move the water more than necessary and does not put pressure on the fish.
Another great feature of the AR CRANK 45 SR is that you can adjust the retrieve speed to match the fish's reaction.
Show it slowly and carefully.
Speed ??up the reaction a little.
Anglers themselves look for the ``speed at which they can catch'' while looking at the activity and condition of the fish that day.
If you move it too hard, you won't catch a fish.
Because the range is shallow, 20 cm below the water surface, it is important not to move too much.
ATTIC AR CRANK 45 SR
This fall, ATTIC will propose
This is an area crank that is not too strong.
And this is still the first part.
We will continue to introduce the ATTIC area cranks scheduled to be released this fall.
Each has a different role and ATTIC's own "reason for fishing."
Please look forward to the next area crank.
ここまでFURILの特徴である、
「タイトウォブリング → ふらつき → 復帰」
についてお話ししてきました。
FURILは、普通に巻いているだけでも突然“ふらつく”ことがあります。
では、そのふらつきをアングラーが意図的に引き出すことはできるのか?
答えは、
「きっかけを与えることはできる」
です。
ただし、ここにもFURILならではの面白さがあります。
アングラーが「右へ飛ばす」「左へ飛ばす」と完全に操作するのではありません。
変化するきっかけだけをアングラーが与え、その後どう乱れるかはFURILに任せる。
これがFURILの使い方です。
FURILを初めて使う場合、最初から難しい操作をする必要はありません。
まずは、
普通に投げて、普通に巻く。
これだけです。
FURILは通常、タイトなウォブリングで安定して泳ぎます。
その中で、水流やライン角度、リトリーブ速度などの小さな変化を受けると、
突然、
フラッ――。
と一瞬だけ軌道を乱すことがあります。
まずは、このFURIL自身が起こす変化を感じてもらいたいと思います。
FURILに変化のきっかけを与える最も簡単な方法の一つが、
リトリーブスピードの変化です。
一定速度で巻いている途中に、
少しだけ速くする。
少しだけ緩める。
また元のスピードへ戻す。
大きな変化は必要ありません。
重要なのは、FURILが受けている水の力を一瞬だけ変化させることです。
その小さな入力がきっかけとなり、FURILのバランスが変化する。
そして、
“ふらつき”が起こる可能性が高まる。
ただし、毎回まったく同じ方向、同じ大きさで変化するわけではありません。
そこがFURILの面白いところです。
FURILを意図的に動かそうとして、強くジャークする必要はありません。
むしろFURILの場合、
アングラーが動かしすぎないこと
が重要だと考えています。
大きくロッドを煽れば、当然ルアーも大きく動きます。
しかし、それではアングラーが作ったアクションになってしまいます。
FURILで狙いたいのは、
ほんの小さなきっかけだけを与えること。
軽くラインテンションを変える。
リトリーブを一瞬だけ変化させる。
それだけでいい。
その後の動きはFURILに任せます。
そして、最も分かりやすいのが障害物へのコンタクトです。
岩。
ウッド。
杭。
ボトム。
そうしたものにFURILが触れると、それまで安定していた水の受け方が一瞬で変わります。
ここでFURILのバランスが崩れる。
フラッ――。
そして、すぐに元のタイトウォブリングへ戻ろうとする。
第4回でもお話ししましたが、FURILにとって障害物は単なる障害ではありません。
不規則性を起動させる“スイッチ”
として使うことができます。
例えば、目の前に岩があるとします。
その岩の横にバスが付いていると考えた場合、
岩の手前でFURILを大きく操作する必要はありません。
普通に巻いて、
岩に軽く触れさせる。
その瞬間、FURILの泳ぎに変化が起こる。
そして岩を越えた直後に、再び元の泳ぎへ戻る。
つまりアングラーは、
「ここで食わせたい」
という場所で、不規則性が起こるきっかけを作ることができます。
これがFURILを使い込んでいくと面白くなってくる部分です。
ここがFURILの不規則性起動変化理論で、最も大切なところかもしれません。
アングラーは、
「いつ変化させるか」
のきっかけを作ることはできます。
しかし、
「どう変化するか」
までは完全には決めません。
右へふらつくのか。
左へふらつくのか。
わずかに姿勢を崩すだけなのか。
その変化は、水流やルアーの姿勢、ライン角度など、その瞬間の条件によって変わります。
だから、
アングラーにも次の動きが完全には分からない。
ここにFURILの不規則性があります。
一般的なルアーでは、アングラーがロッド操作によってアクションそのものを作ることがあります。
FURILは少し考え方が違います。
アングラーがすべてを操作するのではなく、
FURILが変化するためのきっかけを与える。
リトリーブスピード。
ラインテンション。
水流。
障害物へのコンタクト。
それらを利用して、
FURIL自身に動きを変化させる。
これがFURILを使い込むうえで、一番面白い部分だと思っています。
最初は普通に巻いてください。
FURIL自身が起こす“ふらつき”を感じる。
次に、リトリーブ速度を少し変えてみる。
そして、障害物に軽く触れさせてみる。
使い込んでいくうちに、
「この場所で何か起こしたい」
という感覚が出てきます。
そこで、小さなきっかけを与える。
FURILがどう動くかは、FURILに任せる。
アングラーがすべてを決めないからこそ、バスにも次の動きが読めない。
普通に巻くだけでも釣れる。
そして使い込めば、
“不規則性を起動させる”という、もう一歩踏み込んだクランキングができる。
それがFURILです。
FURILの“ふらつき”を、アングラーが完全にコントロールする必要はありません。
むしろ、完全にコントロールできないからこそ意味があります。
アングラーが作るのは、動きではなく「きっかけ」。
そのきっかけを受けてFURILが一瞬だけバランスを崩し、予測できない軌道変化を見せる。
そして、すぐに元のタイトウォブリングへ戻る。
「操作する」のではなく、「起動させる」。
これこそが、
不規則性起動変化理論に基づくFURILならではのクランキングです。

