僕の夢でした。ブーツカットデニムを自らのブランドで制作することができたなんて!!!!
最高です。
今や、希少スタイルのブーツカットモデル。ブーツ、スニーカーでのアウトドア、アーバンスタイル。足が長く見えるというメリットもあります。
もちろん、「赤耳」のリジッドデニム。13.5オンスのセルビッチデニムです。育てるデニム。自分の体に、いつもの動きに合わせていくウエアです。
全モデルを通して言えることは世界でテストしていること。北米、南米、ヨーロッパ、アジア… 日本でももちろんのこと。パックロッドはトラベルロッドとして、もっとも機能するけれど、それだけじゃないのです。コンパクトにまとめることができるというだけで、「どこにでも持っていける」「いつでも持っている」「マイバッグに収納できる」。機能も特に指定せずに、アングラーが考えられる使い方も、見た目だけでないデザインをします。
ファーストデザインでは、おおよその使い道を模索したもの。あとはその道で、どんな魚と遊べるか、投げたいルアーや、やりたいスタイルを貫けるかを肉付け、軽量化、カスタム、ときにはフレーム(骨格)から変えるようなこともあります。例えば、今年の秋に発売を目指しているジェットセッター78Cは、当初5ピースでした。頑強でしなやか、重いルアーやリグをフルキャストしてモンスターと対等にやりあうため、ピース数は4ピースに変更し、硬い方向よりも粘る方向に。
Test the water.
とにかくテストすることが僕らチームの活動と言っても良いので、とにかくテストして、旅をして魚を釣り、日常で各モデルとつきあい、想像される過酷な使用環境以上の試練を与え、ブラッシュアップされたロッド群なのです。
今回の記事は昨年の5月に書かれたものを加筆したもの。一年前の記事であるのに、よく読まれているから、さらには追加モデルも登場しているから。ジェットセッターは、とことんまでアングラー、釣り人、遊ぶ人につきあいます。遊び方からまだ見ぬ向こう側まで。ロッドは壊れたら直します。ガイド、グリップ、すべてのパーツについて、補修したいと思っています。それは、僕が好きなアウトドアブランドが、僕が壊したギアやウエアを必ず修繕して蘇らせてくれて、モノとのつきあい方を教えてくれたからでもある。僕はそんな製品作り、製品を使ってくれる人たち、製品を通して見ることができる「世界」を愛している。
(ジェットセッターの各モデル)
ジェットセッターというパックロッドの基本はこのモデルにある。世界の魚の多くをこの竿で釣ることができ、多くのルアーとリグを使うことができる、というコンセプトで生まれた。割合でいえば、釣りの大部分をこなす。魚で言えば、バスやナマズ、10キロまでの魚。ルアーは7グラムから30グラムぐらいまでがストライクゾーンで、40グラムまでのルアーを使うことができるがアングラーの技能次第になってくる。バリエーション豊かに、トラウトや波止の根魚、岸釣りやボートでの淡水魚、海ならカレイやキス釣りをしても楽しい竿。実績で言えば、ブラックバスは60センチまで、北欧のパイクの80センチクラス、北海道イトウ、インドネシア・パプアンバスの8キロなど。4本継ぎで、ラインはPE4号クラスまでが最適、モノフィラなら16ポンドぐらいまでだが12ポンドが気持ちいいよ。
もっとも汎用性の高い5本継ぎのスピニングロッド。淡水、海水問わず使えるから、旅に1本だけと言われたら迷うことなく、これを選ぶ。バス、シーバス、ヒラメ、エギング、根魚、トラウト、パーチ、イトウ… 釣った魚をすべてあげるのが大変なほど、使える竿。専用でないところ、魚種を特定していないところ、そしてリールやリグを変えてもバランスの焦点がいい感じになっちゃうところがいい。
ポルタメント73Sイヌクシュクと兄弟である、グリッサンド73をベースにしたパックロッド。やや大きめの魚、イトウやサーモン、でかいシーバス系の魚、より速く強く泳いでやりとりをしないといけない魚が対象だ。距離が必要な場合、この竿に30グラム前後のルアーをつけて、かっ飛ばせば80メートル以上先を狙うことができる、そもそもがロングキャストと魚とのやりとりの優位性を優先して企画されている。推奨ルアーウェイトは10~40グラム。でかい魚が釣れるエリアで旅をするときのロッドだ。
ハードカバーで釣るために作られたHクラスのパックロッド。ベジテーションエリアの雷魚、海外のスネークヘッド、スーパーヘビーなカバーでのマーレーコッドなどとともに開発された4本継ぎ。重めのルアーなら3オンスから4オンスまで、中型のビッグベイトを投げられるように設計した。対象魚は15キロぐらいまでなら余裕で、20キロ以上でもやりとりできるパワーがある。スタイル次第では、この1本を選ぶことで、不意の大物に対応することができるので悩ましい。
このロッドに関しては、溺愛していて、質問されたり欲しいという意思表示をされた方には必ずこう言うことにしている、「お持ちでない?」と。それほど、面白く、魅力的なモデルなんだ。とにかくキャストして、ロッドアクションをさせるだけで楽しい。魚をかければ、もっと楽しい。パックロッドでベイトフィネスを、という考えで開発された「小さい巨人」。アマゾンでは、14グラムまでのペンシルやミノーの連続トゥイッチなどがとても得意であることがわかり、また7キロの魚までも獲ることができたことから、「しなやかだから強い」という事を実証するモデルだ。なにより軽く、曲がる。つり竿は本来、こういうものだったということを再確認させてくれる、トキ(北斗の拳より)のようなモデルです。もしくは里中君(ドカベンより)です 笑
もっともコンパクトで、釣り本来の面白さを伝えるジェットセッターシリーズのノベ竿。テンカラ、ミャク釣り、浮き釣り、ノベ竿ルアーフィッシングと、アングラーの工夫次第で魚種とスタイルは様々。テーマはもっとも持ち運びが便利でイージーであること、父が子と遊ぶための道具。複雑化し、価格の高い道具が多い中、一石を投じたくて作ったつり竿です。
やわらか、しなやかなスピニングロッド。曲げて獲る。軽くて、ライトラインで小さなリグ、軽いルアーを。対象魚はメバル、アジ、トラウト、バス.. と指定したいほどに小物ハンターでもあり、大きな魚とはある意味対等に向き合うことができるはずだ。ライトなスピニングロッドは、どこでも遊べるタックルのひとつ。小川や野池、波止、管理釣り場などと水たまりがあればどこでも♪ 良いサスペンションとダンパーを装備した、ライトウェイト・スポーツカーのような竿。
JetSetter46C
スーパーショート・ベイトフィネス。渓流やスモールポンド、小川、小場所でロッドをしっかり振る、アクションするための長さとしなやかさで遊ぶために。これまでの渓流ロッドでは珍しい、ややハリのある調子。デザインはジェットセッターシリーズを汲みながらも、新デザインとしました。流れに負けず、キャストは気持ち良く、ランカートラウトの引きにも耐える絶妙の4フィート6インチです。シングルハンドルは、どんな狭い場所でもロッドを振るため。時代劇で太刀では柱や鴨居が邪魔で振れず、脇差しのような短刀でという場面を見たことがあるでしょ? そういうことです。
JetSetter78C
ヨーロッパ、モンゴル、南米、イランと長きに渡りテストしてきたモンスターハンター。現時点でのジェットセッター最強のパワーと筋肉、培ってきたバランス性能をブランクスに持たせました。100グラムクラスのルアーをオーバーヘッドにフルキャストできるように。そのためには強くしなやかなバネが必要でした。重いルアーや仕掛けをフルキャスト、ロングレングスで湖沼や本流を攻略する。そんな男臭いモデルを作りたかったのです。ナマズから大型トラウト/サーモン、イトウ(タイメン)、パイク、ビッグベイトによるバスフィッシング、南米ではタライロンやドラドなどと対戦。このロッドに求めたポジションは「用心棒」。RPGのパーティなら戦士にあたるような竿になるはずです。
JetSetter80S
エギングロッドはバーサタイル。エギングロッドが1本あれば、いろいろな釣りに使えることを知っている人は多いと思います。ジェットセッターには珍しくエギングロッドとしての用途をメインにしながら、ほかの釣りもだいたいこなしちゃうよ! という器用な男のような細面モデルです。事実、パタゴニアでの旅では、広大な湖や河川でトラウトやサーモンの釣りに大活躍したのです。今年中のリリースを目指しているところ..
JetSetter50S
ジェットセッター46Cの元となった、ジェットセッター50Cのブランクスをカスタムし、小場所で、小物ハンティングに、また子供たちにも遊びやすいように作ろうとしているFUNなロッド。やわらか、しなやかだけど、手元でぐっとこらえるバットはジェットセッターならではの。今年発売決定。
JetSetter ROCA
世界のトラウト族を狙い、世界を巡るためのジェットセッター達のためのジェットセッター。詳細はいづれ。
JetSetter OCEAN* (仮)
2モデル開発中。近日、お見せできると思います。
もちろん、ジェットセッターですから、使う場所、釣るサカナはアングラー次第です。海や池、湖でも楽しい釣りができる
(パワーのあるモデルから並べると… あえてキャスティングモデルとスピニングモデル混在にしてます)
78C>(ピメンタ)> 63C > (モレーナ)> 73C(=73S) >71S > 61C > 80S>60C >50S> IchiI
(バス釣りが多い人におすすめ)
61C がもっともおすすめ。ほか、 73C、63C、60C(スタイルによるため同列)
(海外釣行に持っていくなら?)
一概には言えないけど、71Sと63Cという組み合わせで何でもできる。または61Cのみ、71Sのみでというスタイルもあり。大型が多くて1本のみと言うなら73C一択です。各自のスタイルによるので参考程度に。
(パックロッドの優位性)
ロッドケースを別に持っていく必要がないところ。トランクなどに収納できてしまうメリットはとても大きい。また破損した場合、パーツ交換で安価に修繕できるところも特徴です。時代はパックロッドですな。
(こんな竿が欲しい)
引き続き、こんな竿が欲しい、という要望があれば教えて下さい。フィードバックします。また、熱いアングラーから生まれるモデルもあり、俺に作らせてくれ! というメッセージも待ってますよ。
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