THE KEEP CAST ザ キープキャスト

New item

<ブライトリバー>新製品情報:LIVER FS-49A

藤原雄一、49歳の作品です。

磨いていい、と言われた部分はすべて

磨き上げました。

メッキモデルも同じです。

磨いたうえでメッキをかければ

ツヤが違うのです。

FULL BLACK

以前、磨きすぎて精度が狂うと叱られたことが

あるのです。

リールというものは専門の工場で一気に作らないと

品質も安定しませんし、コストを下げることもできません。

当社で作業をする部分を多くすれば、五十鈴工業からの

請求額が少なくなるので、販売価格を抑えることが出来ます。

経営的にはダメな考え方なんですが、磨いた後の

金属の表情を見てしまうとね。

お金勘定が後回しになってしまう。

アルミや真鍮の素材が持つ魅力を最大限に

生かすような仕上げをしています。

そうすることによって時間なりに古くなっていくのです。

そういう古くなり方は好ましいもの。

古くなるほど、愛着が増していくのですね。

性能の話をせずにリールを販売しようとするのは

私ぐらいかもしれません。

そういう部分は、メーカーに任せてください。

好き嫌いだけで選んでくださればいいのです。

欲しいか、欲しくないか?

それだけでいいと思っています。