THE KEEP CAST ザ キープキャスト

水辺基盤協会

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2013/08/28
第12回 日本の環境論は稲作正義論
●自然を管理したいという思想「日本人はいつから、四角い田んぼが好きになってしまったのでしょう。釣りも田んぼと同じではないかと思うことがあります」吉田さん、それはどういうことですか?「ひたちなか市埋蔵文化財調査センター所長(役職はバサー誌掲載当時)の鴨志田篤二さんが、僕の手に乗せてくれたアウトバーブのフックが教えてくれたのです。たぶん先住の日本列島人は釣り場所を選ぶことが上手だったと思います。魚もた
2012/12/20
第11回 日本列島の釣りに4000年の歴史あり
●アウトバーブの釣りバリ日本列島にヒトが生きるようになったのは、縄文時代(紀元前1万4500年~紀元前1000年)からだとされてきました。しかし、各地で石器が出土して、旧石器時代の約3万年前から先住民がいたことがわかってきました。その先住民から脈々と培われてきたのが、生きる手段のひとつである魚釣りです。先住民から僕らに受け継がれた日本の魚釣りは、中国よりは歴史が浅いけれど、3500~4000年の歴史があるそうです
2012/11/06
第10回 足尾・渡良瀬(5)外来種で山の緑を再生
坑道を見学する銅山の坑内は、薄暗い電球に照らし出され、壁や天井から地下水が染み出し、とにかく狭い。腰を屈めて進むうちに、無意識から恐怖がわきあがってくるのでした……。「升さん、こえれは怖いですね。閉所恐怖症の人には坑道は無理ですよ。いま巨大地震が来たら崩れるんじゃないの……」ここは金属の鉱山なので、石炭の坑道に比べると落盤は起きにくいし、火災も少なかったと思います。石炭の炭坑は天然ガスなど着火しやすい
2012/09/28
第9回 足尾・渡良瀬(4)銅山の坑道に突入
足尾の下流にある草木ダム群馬県の桐生市街地の先で国道122号線は進路を北向きにして足尾銅山に向かいます。足尾の山々に向かう途中で、私たちは渡良瀬川の草木ダムに降り立ちました。ダムは日本中どこにでもあります。このダムは首都圏から近いのに観光施設が少なくあまり知られていません。吉田さん、この草木ダム湖は釣り場として成り立っているのですか?「足尾銅山から15kmほど下流の渡良瀬川にダム湖があることは釣り雑誌で
2012/09/03
第8回 足尾・渡良瀬(3)イヌはどこから来たのか?
前回は足尾銅山に向かう途中で、渡良瀬遊水地に立ち寄りました。明治政府の工業化という国策と対決してしまった田中正造について、足尾銅山の経営者だった古河市兵衛について学びました。そして鉱毒の被害が下流に広がることを食い止めるために建造された渡良瀬遊水地と、その時に沈められた谷中村の跡地に立ちました。現在の渡良瀬遊水地は、野鳥の宝庫などと呼ばれると同時に、広大な憩いのスポットになっていて、イヌの散歩をす

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